2025年度 総合型クラブ実地研修会 開催報告

1.開催概要

目 的

参加者が神奈川県内の総合型クラブを訪問し、その施設と活動を実際に見学・体験することを通じて相互の知見を共有することを目的とします。これにより、各クラブの活動における相互参照と連携強化を図り、最終的には神奈川県全体の総合型クラブの発展に寄与することを目指します。

 

主 催

一般社団法人神奈川県総合型スポーツクラブネットワーク(KSN) 

 

共 催

公益財団法人神奈川県スポーツ協会

 

協 力

公益社団法人横浜カントリー・アンド・アスレティック・クラブ(YC&AC)

 

日 時

2025(令和7)年8月24日(日) 14:00~16:30 実地研修会

17:00~19:00 懇親会

 

会 場

公益社団法人横浜カントリー・アンド・アスレティック・クラブ(YC&AC)

〒231-0831 神奈川県横浜市中区矢口台11−1(山手駅より徒歩約10分)


参加者

県内総合型クラブ関係者、行政関係者 など23名が参加しました。 

 

プログラム

13:30      受付開始

14:00~15:30 YC&AC概要説明・施設見学

15:30~16:30 スポーツ体験(スヌーカー)・意見交換

17:00~19:00 懇親会

 

2.開会あいさつ・YC&AC概要説明・施設見学

はじめに、主催者を代表してKSNの菊地理事長の挨拶、続いて日本スポーツ協会(JSPO)金谷部長よりご挨拶をいただきました。

 

その後、YC&ACの冨尾木様より、クラブの長い歴史や現在の活動、地域社会との関わりについてご説明いただきました。参加者全員で広大な敷地内にあるグラウンド、テニスコート、ボウリング場、体育館、そして由緒あるクラブハウスなど、充実した施設を見学しました。参加者からは、施設の維持管理や運営方法について多くの質問が寄せられ、活発な情報交換の場となりました。




3.スポーツ体験

スポーツ体験(スヌーカー)

当日の横浜市は記録的な猛暑となり、熱中症のリスクを考慮した結果、当初予定していた屋外での「ローンボウルズ」体験を、急遽屋内で楽しめる「スヌーカー」体験に変更いたしました。

 

YC&ACのビリヤード室にて、専門のスタッフからスヌーカーの基本的なルールやマナーについて丁寧なレクチャーを受けた後、参加者はいくつかのグループに分かれてプレーを楽しみました。初めてスヌーカーを体験する参加者がほとんどでしたが、すぐにコツを掴み、あちこちで歓声が上がるなど、大変な盛り上がりを見せました。この変更は、参加者同士のコミュニケーションを深める良い機会となりました。



4.懇親会

研修会の全プログラム終了後、17時よりクラブハウス内にて懇親会を開催しました。研修会参加者のうち、17名の方にご参加いただきました。

 

美味しい食事とお酒を囲みながら、研修会では話しきれなかったことや、プライベートな話題にまで花が咲き、終始和やかな雰囲気の中で交流を深めることができました。この懇親会を通じて、クラブや組織の垣根を越えた新たなネットワークが生まれたことと感じております。



5.総括

今回の実地研修会は、歴史と伝統あるYC&AC様の多大なるご協力のもと、大変有意義なものとなりました。当初のプログラム変更がありましたが、結果として参加者の皆様の満足度は非常に高く、「楽しかった」「多くの学びがあった」との声を多数いただきました。

 

本研修会で得られた知見やネットワークが、今後の各クラブの活動、そして神奈川県、全国の総合型スポーツクラブのさらなる発展に繋がることを確信しております。

 

最後になりますが、ご協力いただいたYC&AC様、共催の神奈川県スポーツ協会様、そしてご参加いただいたすべての皆様に、心より厚く御礼申し上げます。